東郷青児(1897–1978)は、柔らかな曲線と淡い色調で描く「婦人像」をはじめ、塔や城を配した幻想的な風景で広く知られる洋画家です。
ここでは、主要モチーフの魅力を押さえつつ、油彩・紙作品(水彩/素描)・版画の市場傾向と、査定時に役立つポイントを簡潔にまとめます。
人気のモチーフ:婦人像と幻想的風景
東郷青児といえば、伏目がちの女性像、長い手足や首、細い腰のシルエットをやわらかな曲線でまとめ、淡いトーンでロマンティックに描く独自の画風が代名詞。
背景に塔・城・アーチなどの意匠を配した幻想的構図もしばしば見られ、モダンで甘美な世界観がコレクターから支持されています。
油彩(キャンバス)作品の動向
油彩は安定的に取引が続く東郷青児の中心的な技法。とりわけ婦人像の小〜中サイズ(例:F3〜F6)は流通数が多く、需要が堅調です。
図柄(婦人像の完成度/人気モチーフ)・サイズ・状態にって評価は変わります。
「東郷青児鑑定委員会」鑑定証の有無、整った来歴(どこで、いつ購入したか等)が確認できると評価がスムーズです。
東郷青児が若き日に巡った異国の風景と、その体験が作品にどう息づいたかを紹介する展覧会でした。
水彩・素描(紙作品)の動向
東郷青児は油彩以外にも、水彩やドローイングによる紙作品を数多く残しています。これらは色紙大(27×24cm程度)や画用紙上の小品が多く、女性像や風景の習作・下絵的なものも含まれます。
これら紙作品の多くにも「東郷青児鑑定委員会」の鑑定証が付属しておりますので、査定時は一緒にお伝えいただきますとスムーズです。
版画作品(主にリトグラフ)の動向
版画も一定数流通します。リトグラフが中心で、没後に制作・頒布されたものも見られます。
一般に限定部数は数百部(例:250〜500部)のケースが多く、直筆サインの代わりに遺族の署名・印が入る版が存在します(代表的題材:バラ、塔(城)、四重奏、虹など人気モチーフ系)。
東郷作品全体に占める版画の割合は概ね1~2割程度で、保存状態が良好なものや図柄に人気があるもの(美人画や風景の名作を題材にした版画)は需要。

offset lithograph
https://www.mutualart.com/Artwork/Castle-with-a-red-roof–a-set-of-2/5DFA730F17E795DA1F79E84911656192
👉 版画は「正規版」「後年の複製」「工芸的複製」などが混在しやすいため、ご売却を検討している場合は、専門的な視点が不可欠。ぜひお気軽にお問い合わせください。
鑑定証・付属品・来歴——査定時にあると助かる情報
以下はわかる範囲でOKです。全て揃っていなくてもご相談いただけます。
• 鑑定証の有無(発行機関名・番号・発行年月など)
• 付属品:共シール/箱、額裏のラベル・シール、発行元の書類 など
• 購入経路・時期:百貨店の画廊、ギャラリー、新聞社の通信販売、美術商経由、相続・譲渡 等
• 写真(スマホでOK):
1. 作品全体 2) サイン・表記のアップ 3) 裏面(ラベル・印など)
来歴が分かる作品は、市場でも安心感が評価につながる傾向があり、結果的に好条件での成約に結びつく場合があります。お気軽にお尋ねください。
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「版画か原画か分からない」「正規かどうか不安」「付属する資料が何もないんだけど……」
——その段階からで大丈夫。
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📷 送付目安:全体/サイン・表記アップ/裏面(ラベル・印)
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