川合玉堂(1873〜1957)は、愛知県に生まれ、京都と東京で活躍した近代日本画の巨匠です。山里の四季、川辺の生活、農村の人々を温かいまなざしで描き、「日本の心」を体現した画家として国民的な人気を誇ります。橋本雅邦に師事して日本画の骨格を身につけ、さらに自然を深く観察することで独自のスタイルを確立。繊細な筆致と豊かな色彩で、日本の原風景を生き生きと紙面に映し出しました。
代表作「行く春」「彩雨」「鵜飼」は、技法の高さと情感の豊かさで見る者を惹きつけます。1940年に文化勲章を受章し、美術界の最高峰として敬われた玉堂は、東京・青梅に「玉堂美術館」を設立し、晩年まで自然の中で制作を続けました。
玉堂の作品を売却・査定に出す際は、号数と状態が価格を左右します。真筆鑑定書(院展・玉堂美術館)の有無も査定額に大きく影響するため、付属品はすべてお持ちください。相場は日本画小品(F6〜F10号)で30万〜100万円、大作・名品は300万円を超えることもあります。
より詳しい解説は note の記事で ⇒ 川合玉堂ガイド(note)
